K-16が本でつながる読書企画【玉川大生×MMRC】おすすめの本で読書の楽しさを発見しよう!

 MMRCで、玉川大学生とコラボした特別な読書イベントと展示がスタートしました!こちらは今年度の読書週間の一つとして企画されました。
 玉川大学の学生たちが小学生や中学生に向けて選んだ「おすすめの本」がいろいろな形で紹介されています。本をもっと楽しむきっかけや、自分にぴったりの一冊に出会える機会になること間違いなしです。ぜひMMRCに足を運んで、大学生たちが紹介する本の世界を楽しんでみましょう!
   展示期間:~12月23日(月)
   展示場所:MMRCシアター前

①玉川大学教育学部生のおすすめ本POP展示

 玉川大学教育学部の山田深雪先生の授業「国語」を受講する学生たちが、小学生向けに選んだおすすめ本のPOPを作成しました!小学生にとってわかりやすく、楽しいイラストや説明が加えられた手作りのPOPが図書館に展示されており、本の内容や魅力が一目で伝わるようになっています。『グレッグのダメ日記』や『夏の庭』といった誰もが知る作品から『あたしデイズ』などの新しい作品まで、小学生にも読みやすい本が32作品紹介されているので、気軽に本を選んでみましょう。

②玉川大学教育学部生による「激推し本」動画上映会
 次に、7年生を対象にした特別企画として、大学生たちが自分のお気に入りの本を「激推し」する動画が作成されました。こちらは玉川大学教育学部の山田深雪先生のゼミ(ことば@国語教育)に所属する4年生が協力してくれました。本のストーリーや推しのポイントをわかりやすく説明してくれるので、「次に何を読もうか迷っている」という7年生にはぴったり!動画は「今のあなたの悩みを助ける本」「本を読むのが苦手な人におすすめの本」「現代社会に生きる私たちならではの本」という3つのテーマで、『アーモンド』や『52ヘルツのクジラたち』、『陽だまりの彼女』、『嫌われる勇気』など15作品が紹介されました。

 MMRCで行われた特別授業には教育学部長 佐久間裕之先生と山田深雪先生が訪れ、読書の大切さを語りました。7年生は楽しそうに動画を視聴し、次に読む本を想像しながら鑑賞しました。さらに動画を制作した大学生たちも参加し、7年生と直接交流する貴重な時間もありました。7年生はお互いに読んだ本を紹介し合う等、本をたっぷり味わう時間を過ごしました。

③玉川大学生によるおすすめ本の手紙
 最後は、大学生からの「おすすめ本の手紙」が一人一通ずつ届くという、すてきな企画です。こちらは玉川大学で司書教諭課程を受講する大学生(「読書と豊かな人間性」青山比呂乃先生、吉澤小百合先生/「学習指導と学校図書館」吉澤小百合先生)が参加してくれました。大学生たちが心を込めて書いたこの手紙には、それぞれの本の魅力や感想、なぜこの本を8年生に読んでほしいと思ったのかが書かれています。
 手紙を受け取った8年生は、その内容を参考にして、本を選びました。特別な手紙と本の組み合わせで、いつもとは違った読書体験が味わえるはずです。手紙では『カラフル』や『友だち幻想』など中学時代に夢中で読んだ本や『世界でいちばん透きとおった物語』など新しい作品、109作品が紹介されました。

最後に
 MMRCでの特別授業として行われた今回のイベントは、7年生、8年生にとって、忘れられない思い出になりました。みなさんも大学生たちが心を込めて紹介するおすすめの本を通して、秋の読書を楽しんでみませんか?図書館で待っている素敵な本との出会いが、心を豊かにするものになりますように!(MMRC司書教諭)