[MMRC読書週間]2年生へのアニマシオン

 10月13日(火)、14日(水)の2日にわたり、MMRCにおいて「読書へのアニマシオン」を行いました。
 「アニマシオン」とは、「命を吹きこむこと、活性化」という意味のスペイン語です。スペインのモンセラット・サルト氏が考案したもので、アニマドール(子どもと本の仲介役)のもと、子どもたちが本の世界で遊びながら、本の世界を理解し、楽しみ、考え、注意深く読書ができるように読書の質を高めていこうとするものです。
 今回はMMRCの司書教諭がアニマドールとなり、次の作戦に挑戦しました。

 

 

佐々木マキ
『ムッシュ・ムニエルをごしょうかいします』
(福音館書店)

 

 この作戦は、本をよく読んで登場人物について理解させ、いろんな人物を区別して把握させることで、思いがけない脇役が意味を持っていることを意識させるアニマシオンです。

 まずはアニマドールと一緒に、皆で本を読んでみます。

 読み終ったら、本を回収します。そのあと、本に登場した登場人物や、持ち物のイラストが描かれたカードを使って、「誰が持っていた?」「どの場面にあった?」と、各々がよく考え、様々な意見を出しあいました。

 

 最後に、もう一度本を読み直して、カードの確認をしました。

 児童たちは、絵本を楽しみながら読んでくれました。また、アニマシオンでの問いに対して、楽しみながらも、一度目と二度目で違った絵本の世界が見えたことと思います。