悩み多き青年の様々な疑問を、哲人がアルフレッド・アドラー心理学を用いて解決していく一冊です。会話形式でまとめられており、その中の一節に、アドラーの言葉を引用されています。
「大切なのはなにが与えられているかではなく、与えられたものをどう使うかである」
コロナ禍だからこそ、この言葉が腑に落ちました。他人と自分を比べ、環境を理由に、ネガティブに考えてしまう私たち。同じ経験をしても、考え方ひとつで幸せにも不幸せにもなります。大切なのは、自分が「その物事をどのようにジャッジするか」です。読み終えた時、心がすっと、、、
(IB Programs Division 体育科)